犬や猫の歯を健康に保つには、子犬・子猫の時から歯磨きの習慣をつけることが大切です。環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」では、歯磨きの頻度の目安を犬ではできれば毎日、猫では週1〜2回としています。健全な歯を失うと、健康状態にも悪い影響を与えるとされています。
この記事では、ガイドラインにもとづいて、歯の生え変わりの時期、歯磨きの始め方、フードと歯の関係をまとめます。
(確認元:環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」(こんなことにも気をつけましょう:歯のケア)。確認日:2026年10月6日)
歯の生え変わりの時期(ガイドラインの記載)
| 動物 | 乳歯 | 永久歯 |
|---|---|---|
| 犬 | 生まれてから約1か月で28本がはえそろう | 3〜7か月で42本にはえかわる |
| 猫 | 生まれてから約1か月半で26本がはえそろう | 4〜8か月で30本にはえかわる |
歯磨きの始め方
- 頻度の目安:犬はできれば毎日、猫は週1〜2回(ガイドライン)
- 道具:子ども用の歯ブラシや、やわらかい布切れなどを使う
- 最初は獣医師に教わる:ガイドラインは、最初は獣医師から正しい歯磨きの方法を指導してもらうとよいとしている
- 少しずつ慣らす:口の周りに触れることから始め、嫌がる前にやめて、短い時間から慣らす
フードと歯の関係
ガイドラインでは、ドライフードはカリカリしているため、歯垢がつきにくくなったり、口臭を抑えたりすることが期待できるとしています。また、健全な歯を保つには、ドライフードなどを与えるのも効果的としつつ、できるだけ定期的な歯磨きの習慣をつけるよう呼びかけています。フードのタイプの違いは、ドライフードとウエットフードの違いにまとめています。
定期的な診察
ガイドラインは、定期的に獣医師の診察を受け、歯垢や歯石をとってもらうことも重要としています。次のような様子があれば、早めに相談してください。
- 口のにおいが強くなった
- 食べにくそうにしている、片側だけで噛んでいる
- 歯ぐきの色や腫れが気になる
ガムやおやつを使う時
歯の健康をうたうガムやおやつもありますが、おやつは1日に必要なカロリーの20%以内が目安です。大きさが合っているか、丸のみしないかを見守ります。おやつの量の決め方は、犬と猫のおやつの選び方と量で説明しています。毎日のフードの量の目安は、愛犬のフードの量とカロリー、フードの表示の見方は、ドッグフードの選び方|パッケージ表示の読み方を参照してください。
まとめ
- 犬は約1か月で乳歯28本、3〜7か月で永久歯42本。猫は約1か月半で乳歯26本、4〜8か月で永久歯30本(ガイドライン)
- 歯磨きは、犬はできれば毎日、猫は週1〜2回が目安。子犬・子猫の時から慣らす
- 最初は獣医師に正しい方法を教わる。定期的な診察で歯垢・歯石をとってもらう
- 歯のためのガムやおやつも、1日のカロリーの20%以内に収める
