犬や猫のおやつは、環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」によると、1日あたりに必要なカロリーの20%以内に抑えることが大切です。おやつは、コミュニケーションやごほうびとして限られた量を与えることを目的にした食べ物で、欲しがるままに与えると、栄養が偏ったり、カロリーが過多になって肥満につながります。
この記事では、ガイドラインにもとづいて、おやつの種類、量の決め方、与え方の工夫をまとめます。
(確認元:環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」。確認日:2026年10月6日)
おやつの種類(ガイドラインの例)
| 種類 | 例 |
|---|---|
| ジャーキー・練り加工品 | ジャーキータイプのスナック、魚肉ソーセージなど |
| 素材ベース品 | ササミ乾燥品、砂肝、乾燥野菜、豚ミミ、ひづめなど |
| ガム | ローハイドガム、骨型・歯ブラシ形のスナックなど |
| 菓子類 | ビスケット、クッキーなど |
おやつ(間食)は、「総合栄養食」とは目的が違います。主食の代わりにはなりません。
量の決め方
- 愛犬・愛猫の1日に必要なカロリーの目安を知る(体重とライフステージで変わる)
- その20%以内を、おやつの上限にする
- おやつのパッケージのカロリー表示を見て、1日に与える量を決める
- おやつを与えた分だけ、フードを減らす(ガイドラインの肥満予防の項目)
例えば、1日に必要なカロリーが約440kcal の犬なら、おやつは約88kcal までが目安です。1日のカロリーの計算方法と体型の見方は、愛犬のフードの量とカロリー|体型の見方と、与えすぎを防ぐ方法にまとめています。
与え方の工夫
- 1日分を先に取り分ける:家族それぞれが与えて、合計が多くならないようにする
- 小さく割って回数を増やす:しつけのごほうびは、少量でも十分
- 人の食べ物を与えない:塩分が多いもの、与えてはいけない食べ物がある。詳しくは、犬と猫に与えてはいけない食べ物を参照
- ガムは様子を見ながら:大きさが合っているか、丸のみしないかを見守る
特別な目的のフードは獣医師と
ガイドラインでは、特定の病気に対する食事療法を目的とした「療法食」などは、かかりつけの獣医師の指導のもとで与えるべきとされています。体重管理や持病がある場合は、おやつの内容も獣医師に相談してください。
主食のフードの表示の見方は、ドッグフードの選び方|パッケージ表示の読み方と切り替え方、猫の場合は、キャットフードの選び方で説明しています。
まとめ
- おやつは、1日に必要なカロリーの20%以内に抑える(環境省のガイドライン)
- おやつを与えた分は、フードを減らす。カロリー表示を確認する
- 1日分を先に取り分け、小さく割って与えると、与えすぎを防げる
- 療法食などの特別な目的のフードは、獣医師の指導のもとで与える
