ペットフードは、直射日光が当たらず、温度や湿度が低い場所で、袋の封をしっかりして保存します。環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」では、ドライフードを冷蔵庫に入れると、出し入れの時に表面に結露が生じ、カビなどの原因になることがあるため、常温で保存するよう案内しています。開封後は、なるべく早く使い切ることが大切です。
この記事では、ガイドラインにもとづいて、ドライフード・ウエットフードの保存方法と、器に出した後の扱いをまとめます。
(確認元:環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」(フードの保存方法、市販フードの種類)。確認日:2026年10月6日)
ドライフードの保存
| 状態 | 保存の方法(ガイドラインの記載) |
|---|---|
| 未開封 | 直射日光が当たらない、温度変化の少ない場所で保存し、賞味期限内に使い切る。保存条件が悪いと、賞味期限内でも品質が悪くなることがある |
| 開封後 | 袋の封をしっかりして、直射日光が当たらず、温度や湿度が低い場所で保存する。冷蔵庫ではなく常温で保存する。なるべく早く使い切る |
| サイズの選び方 | 犬や猫の大きさに合ったサイズの製品を選ぶ |
大袋は1kgあたりの価格が安く見えても、開封後に使い切るまでの期間が長くなると、品質が落ちやすくなります。食べる量から、使い切れるサイズを選んでください。食べる量の目安は、愛犬のフードの量とカロリーで計算できます。
器に出した後の扱い
- ガイドラインでは、ドライフードも、器に出すと時間とともに香りや食感が失われるとしている
- 犬や猫が一度口をつけたものは、唾液などがついているため、有害な微生物が発生することがある。できるだけ少量ずつ出して、新しいものに取り替える
- 水分の多いウエットフードや手づくりのフードは、放置すると腐りやすい。食べ残しはすぐに片付ける
ウエットフードの保存
ガイドラインによると、ウエットフードは水分含量が75%程度のフードで、缶詰やレトルトパウチなど加熱殺菌用の容器に詰められています。開封しなければ長期間保存できますが、開封後は品質の変化が早いため注意が必要です。ガイドラインでは、開封後に缶詰・レトルトフード・手作りフードが余った場合は、別の容器に移して冷蔵庫で保管し、できるだけその日のうちに使い切ること、1日以上保管する場合は冷凍して、その都度解凍して与える方法もあること(家庭用の冷蔵庫で冷凍すると、食味を損なう場合がある)が書かれています。器に出した後は、ドライフードより品質の変化が早いため、出しっぱなしを避け、給与時間は20分程度を目安にするよう案内されています。使い終わった食器は、洗って乾かし、清潔な場所に保管します。ドライとウエットの違いは、ドライフードとウエットフードの違いにまとめています。
保存のチェックリスト
- 保管場所は、直射日光・高温・多湿を避けているか
- 開封後の袋は、しっかり閉じているか
- 賞味期限と、開封した日を確認できるか
- 器に出したまま、長時間放置していないか
フードの賞味期限の見方などパッケージの表示は、ドッグフードの選び方|パッケージ表示の読み方、猫の場合は、キャットフードの選び方で説明しています。
まとめ
- ドライフードは、直射日光を避け、温度・湿度が低い場所で、袋の封をして保存する
- 冷蔵庫は結露でカビの原因になることがあるため、ドライフードは常温で保存する(環境省のガイドライン)
- 器には少量ずつ出し、口をつけたものは取り替える。ウエットフードの食べ残しはすぐ片付ける
- 開封後に使い切れるサイズの製品を選ぶ
