子犬・子猫の食事は、成長の段階に合わせて変えます。環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」によると、離乳期は生後約20日から60日くらいで、生後約50〜60日くらいから普通食への切り替えを行います。母乳の代わりには犬用・猫用の専用ミルクを使い、牛乳は与えないようにします。
この記事では、ガイドラインにもとづいて、子犬・子猫の成長段階、離乳食から普通食への切り替え方、食事の回数をまとめます。
(確認元:環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」。確認日:2026年10月6日。体調や成長に不安がある場合は、獣医師に相談してください)
成長段階の目安(ガイドラインの記載)
| 段階 | 期間の目安 | 食事 |
|---|---|---|
| 哺乳期 | 生まれてから30日程度まで | 母乳で成長する。市販のミルクは、犬には犬用、猫には猫用を与える |
| 離乳期 | 生後約20日から60日くらいまで | 離乳期用フード。手に入らない場合は、子犬用・子猫用フードをお湯やミルクでふやかして与えることもできる |
| 成長期 | 小型犬は生後約50日〜10か月程度、中型犬は〜1年程度、大型犬は〜1年半程度、超大型犬は〜2年程度、猫は〜1年程度 | 子犬用(成長期犬用)・子猫用(成長期猫用)のフード |
なぜ牛乳ではいけないのか
ガイドラインによると、犬や猫の乳は、牛乳に比べてたんぱく質や脂肪が多く、乳糖などの炭水化物が少ないのが特徴です。そのため、子犬や子猫に母乳の代わりに牛乳を与えると、エネルギーやたんぱく質が不足して、健全に成長できない場合があります。子犬・子猫には、専用のミルクを与えます。
離乳食から普通食への切り替え方
- 生後約50〜60日くらいから、普通食への切り替えを始める(種類や個体差がある)
- ドライフードをふやかして与えている場合は、歯が生えそろってきたら、ふやかす時間を少しずつ短くする
- 芯が残る程度のものから徐々に慣らし、生後50日以降は、少しずつ固形へ切り替える
食事の回数と量
- ガイドラインでは、人間が1日3食なのに対し、犬・猫は1日2〜4食としている
- 成長期は多くのカロリーを必要とする。ガイドラインは、大きくなるのを嫌がって子犬や子猫の量を制限しないよう注意している
- フードのパッケージの給与量の目安を出発点にして、体重の増え方を見ながら調整する
子犬・子猫用のフードを選ぶ時は、「総合栄養食」で、対象のライフステージが合っているかを確認します。表示の読み方は、ドッグフードの選び方|パッケージ表示の読み方と切り替え方、子猫の場合は、キャットフードの選び方|猫の食事の特徴とパッケージ表示の読み方にまとめています。
まとめ
- 離乳期は生後約20〜60日。生後約50〜60日くらいから、普通食への切り替えを始める
- 母乳の代わりは犬用・猫用の専用ミルク。牛乳では栄養が不足する場合がある
- ふやかしたフードから、少しずつ固形へ慣らす
- 成長期は量を制限しすぎない。総合栄養食で、ライフステージの合うフードを選ぶ
