自動給餌器の設定は、①現在時刻 → ②1日の回数と時刻 → ③1回の量 → ④試運転の順で行います。1回の量は「1日に与える量 ÷ 回数」で決め、成犬なら1日分を2回以上に分けるのが基本です。停電に備えて、乾電池を予備電源に使えるかどうかも説明書で確認しておきます。
この記事では、メーカーの設定手順の共通点と、設定の前に説明書で確認しておく項目をまとめます。ボタンの名前や回数の上限は機種ごとに違うため、最後はお手元の説明書に合わせてください。
(確認元:PetSafe「How To Program and Choose Food Portions on My PetSafe FlexFeed Automatic Pet Feeder」「My PetSafe FlexFeed Automatic Pet Feeder Is Not Dispensing Food」、PETLIBRO「How to fix a feeder that is not dispensing food?」、環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」。確認日:2026年10月9日)
設定の前に説明書で確認する5項目
| 項目 | 確認すること | 理由 |
|---|---|---|
| 1日の回数の上限 | 何回まで設定できるか | 機種で違う。例として PetSafe FlexFeed は1日8回まで |
| 1回の量の単位 | 「ポーション」「カップ」など、1目盛りが何gか | 目盛りの数だけでは量が分からない。g への換算が説明書にあるかを見る |
| 使えるフード | ドライのみか、粒の大きさの範囲 | PetSafe は直径5〜12mmのドライ、PETLIBRO は2〜15mmのドライを推奨。PetSafe はウエット・半生を使わないよう案内している |
| 電源 | ACアダプター・乾電池・両方のどれか | 停電時に動くか、時刻や設定が消えないかが変わる |
| 試運転の方法 | 手動で1回出すボタン(手動給餌)があるか | 最初は送り出す部分にフードが入っていないため、試運転が必要な機種がある |
設定の手順(多くの機種に共通する流れ)
- 現在時刻を合わせる。午前・午後(AM/PM)の表示がある機種は、取り違えに注意します。12時間表示で午前と午後を間違えると、夜中に給餌されます。
- 1日の回数を決める。環境省のガイドラインは、成犬は1日分を2回に分けて与えるよう案内しています。1回で与えると、慌てて飲み込んでのどに詰まらせたり、肥満になりやすいとされるためです。
- 各回の時刻を入れる。PetSafe FlexFeed の例では、ペットがボタンを押さないよう操作パネルが最初はロックされているため、ロックボタンを3秒押して解除します。回数を決めると1回目の「時」が点滅し、上下ボタンで「時」、続けて「分」を選んでそれぞれ SET ボタンで確定し、最後に量を選ぶ、という順に進みます。
- 1回の量を入れる。1日に与える量(フードの袋の給与量の目安)を回数で割り、1目盛りのg数から目盛りの数を決めます。
- 試運転をする。手動給餌で1回出し、量と出方を確認します。PETLIBRO の案内では、最初の手動給餌で送り出す部分にフードを満たし、さらに2回手動給餌して、毎回最後まで動き終わるのを待ちます。
1回の量の決め方(計算の例)
1日に与える量が80gで、1日2回に分ける場合、1回は40gです。1目盛りが約10gの機種なら4目盛りになります。ただし、1目盛りのg数はフードの粒の大きさや比重で変わることがあります。最初の数回は、出てきたフードをキッチンスケールで量って、目盛りの数を調整してください。
1日に与える量の目安は、フードの袋に書かれた給与量の表で確認します。おやつを与えた日は、その分フードを減らします(犬と猫のおやつの選び方と量)。
停電と電池の備え
- ACアダプターと乾電池の両方が使える機種は、電池を予備電源として入れておくと、停電の時に動作や設定を保てる場合があります(保てるかどうかは説明書で確認します)
- PetSafe のサポートでは、出ない時の確認として「別の機器でコンセントに電気が来ているか」「新しい電池に替える」「電池では動くのにアダプターで動かないならアダプターの交換が必要」と案内しています
- 電池の残量表示がある機種は、長い留守の前に残量を確認します
設定が終わったら確認すること
- 設定した時刻に、本当に出るか(最初の1〜2日は在宅中に確かめる)
- 出た量が想定どおりか(スケールで量る)
- 犬が器の場所と音に慣れているか
- タンクのフードが「MAX」の線を超えていないか
フードが出ない・量が少ない時は、自動給餌器からフードが出ない時の確認の順に見てください。長い留守の前の準備は、犬の留守番中の食事と水の準備にまとめています。
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まとめ
- 設定は、現在時刻 → 回数と時刻 → 1回の量 → 試運転の順
- 成犬は1日分を2回以上に分ける(環境省のガイドライン)
- 1目盛りのg数は説明書で確認し、最初は出た量をスケールで量る
- 使えるフードの粒の大きさはメーカーで違う(例:5〜12mm、2〜15mm)
- 電池を予備電源に使える機種は、停電に備えて電池も入れておく
